【Smile 前編】 福本香織 × 山崎朗大

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1つ1つの質問にしっかり答えてくれる!答えられる!かおりちゃん!

今回は、関西学院大学の学生国際協力団体CUEに所属している、3回生の福本香織ちゃんにインタビューしました!

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読み応えあると思います!是非ご覧ください!

♦︎出会い

 

山崎:かおりちゃんの、人生・考え方・夢について迫って行きます!毎回みんなと同じ始め方してるねんけど初めてあったのっていつくらいやっけ?

福本:確かCUEのイベントで出会ったのが最初やと思います!なんかSNAPのメンバーとしてきてくださってて、バレーのイベント時に初めて話したのが最初やと思います。その前も来てくださってたのは知ってましたよ笑!

山崎:そうやったね!イベントの時もみんなあの子誰や?どこの大学の子やって言うてたの覚えてる笑。

福本:やめてください笑。

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♦︎CUEとは?

 

山崎:CUEって何をしてるん?

福本カンボジアにスポーツを通して支援活動をしていて、ビジョンは『スポーツでカンボジアに笑顔を』ってのを掲げてます。戦争の影響で裸足で安全に走れない、スポーツがしたくても安全な環境でスポーツができないカンボジアの子供たちがたくさんいるので、今は6つ目となるグランドの建設の目標を持って活動してます!

山崎:ほうほう。6つ目のグラウンドはできそうなん?

福本:もうでも、建設自体は終わってて、あとは私たちがボランティア等で集めたお金を向こうに送ることだけです。

山崎:そうなんや!すごいな!今ってCUE何年目やっけ?

福本:いま6年目の年です。

山崎:6年目で6つのグラウンドってのもすごいよなー。今までに建設したグラウンドに関してもどうやって維持していくかとか、運営するのかってことも考えられてるもんな!

福本:先輩たちがしっかりと土台を作ってくれてるんで、私たちはそこを生かしつつどう新しいことをしていくかを考えて動いてます!

山崎:すごいな!ほんまに!

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♦︎きっかけ

 

山崎:でもそもそも、CUEに入ろうと思ったきっかけはなんなん?

福本:元々父の仕事の影響で小さい頃に海外にいることがあったんですよ

山崎:へー。なんのお仕事?

福本:製薬会社です。おっきくはないんですけど海外に支社があったのでアメリカとドイツで、合計5年間くらいいました!幼稚園から行って、小学校3年生には日本に帰って来ました!

山崎:ってことは英語も話せるんか笑。

福本:いや、話せないですよ笑。その時はバリバリ英語やったんですけど、日本の方が長いんで忘れました笑。ドイツでは日本人学校に行ってたので日本語学んでました。ドイツにいる時に道を歩いていたらストリートチルドレンの子供達が結構いて、その時は何もわからなかったけど単純に「なんで私たちと違うんだろう?」「なんであんな服を着てるんだろう?」って言う疑問が湧いてました。その時は普通に暮らしてたんですけど中学校・高校の時にもテレビでボランティアのテレビとかドキュメンタリーとか見ることが自然と多くて。海外の国の文化とかを小さい頃に知ってるから、ボランティア活動をしたいなって思ってました。だから、絶対大学生になったらボランティア団体に入ろうって決めてました笑。友達とかは「フットサルサークル入る!」とかっていう子たちが多い中、かおりはボランティア団体だけを探してて笑。ツイッターとかもやってなかったんで友達からの紹介でCUEを知りました。それまでずっとスポーツもやってたんで、スポーツ×ボランティアってのが魅力的でもう入ることを決めました!

山崎:部活は何してたん?

福本:中学の時は吹奏楽で、高校は少林寺拳法をやってました。

山崎少林寺拳法やってたんや!今も強い感じ?笑

福本:でも全国行きましたよ笑 神戸市で優勝しました笑。

山崎少林寺は当てないもんね?

福本:はい笑。いかに見せるかってのも大事なんですよ。フィギアスケート的な要素もあります!勝ち負けで点数が決まるんですよ。

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山崎:そろそろCUEも終わりやもんね

福本:あと1ヶ月半くらいですね。大学生活の全てを注ぎ込みました。

山崎:この3年間で一番変わったこととかってあったりする?こんな自分やったけど入ったらこうかわれたみたいな

福本:入ってからボランティアの意識が変わって「向こうの人がかわいそうだから」とか「自分たちがこれをしなあかん」とか一種の使命感みたいなのがあって入ったんですよ。けど、入ってから実際にカンボジアに行って子供たちと関わる中で、そう言う使命感は無くなって、「向こうのために」ってよりも「自分が楽しいから」って気持ちに変わっていきました。周りの大学生はどんどん楽しくなるような大学生活を送ってて、CUEはサークルではなくて団体なんで、周りの学生を見てるといいなと思うところもたくさんあって、いろいろ自分の中でも悩んだんですけど、CUEで言い合える仲間ができたこと、真剣に話し合うことができる人間関係ができたこと。これは本当に良かったことだと思います!内向的な性格?人に何かを伝えたいと思う性格ではなかったけど、発信したい!知ってもらいたい!って思えるようになりました。明るくなりました笑。

山崎:CUEでほんまにいろんなこと学んでんな!この経験生かして残りの大学生活どうするかやね!

福本:はい笑!

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♦︎壁にぶつかった経験

 

山崎:今までの人生の中での壁とかってあったりする?これもう無理だな?って思ったこととか

福本:うーん。悩んだ時期っていうのはCUEの先輩が抜けた時です。1回生の時とかは先輩の背中についていくことに必死だったんですけど、先輩がいるっていう安心があったんで頑張っていけました。でもいざ、自分たちの代になった時に同期のメンバーが留学に一気に行っちゃって、20人くらいいたメンバーが10人くらいになっちゃって、その時に見習う人もいないし、自分たちでやらないといけないし、人数が少なくて話も進まない、ぶつかり合ったりしたり、存続不可能じゃない?ってくらいにまでなりました。自分もその環境が楽しくなくなってて、部署リーダーで幹部のミーティングとかもあって、「残ったわたしらどうしたらいいねん!」「私も留学行きたいわ!」みたいな感じでした笑。でも、その時支えになったのが、1回生から一緒やったメンバーでした。ミーティング終わりに軽く話したりすることで、長くいるメンバーといろいろ相談することで心にゆとりが持てました!そのタイミングでみんなが留学から帰ってきたんで、新入生を入れることにも積極的に頑張ったり、プレゼンではボランティアのイメージを変えるために頑張ったりして、今は23,4人になりました。それからはミーティングもいいものになりましたし、今はいい感じです笑。

山崎:やっぱりしんどい環境になった時に助けてくれたのも仲間やってんな!成長もできていい仲間もできて最高やな!

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続きは後編で!